今日のは完全なる自分用メモです。
元露スパイ殺害 「裏切り者殺害は善」 容疑者移送拒否、さらに軋む英露
05/23 12:57
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/53238/TrackBack/
【モスクワ=内藤泰朗】ロシア検察当局は22日、同国の元情報機関員、リトビネンコ氏毒殺の容疑者の英国への身柄引き渡しを拒否した背景には、「裏切り者殺害は“善行”であり、それを実行した英雄は守るべきだ」というロシア社会特有の不文律がある。だが、これを機に英露関係はさらに軋み、欧米とロシアの価値観の対立も一層鮮明になってくるものとみられる。
ロシア最高検察庁の報道官は22日、英国側からの要請があれば、行動を起こすのはやぶさかではないとしながら、「ロシアの法によれば、ロシア国民を外国に引き渡すことはできない」と言明。旧ソ連国家保安委員会(KGB)要員で、ビジネスマンのルゴボイ氏を英国に移送することはない、と語った。
さらに、ロシア通信によると、ロシア最高検筋は、ロシア当局が過去にルゴボイ氏を聴取したのは「証人」の立場であり、容疑者としてではないとし、訴追意思がないことも示唆した。
ルゴボイ氏は、1990年代半ばに、当時政商として権勢を振るったベレゾフスキー氏(英国で亡命生活中)所有のテレビ局で警備責任者となり、同じく同氏の下で働いていた連邦保安局(FSB)元中佐のリトビネンコ氏と知り合った。
リトビネンコ氏はその後、ベレゾフスキー氏暗殺をFSBの上司に命じられたなどと爆弾発言して2000年に英国に亡命。リトビネンコ氏の元上司は、同氏は「国家反逆罪による死刑がふさわしい」と発言していた。
英露関係は、今回の毒殺事件のほか、ベレゾフスキー氏ら反プーチン政権人脈のロシアへの身柄引き渡し要求を英国側が拒否していることや英主導だった天然ガス開発事業「サハリン2」のロシアによる事実上の乗っ取りなどを通じて急速に冷却化していた。
ロシアは、年末の下院選挙と来春の大統領選挙に向けて、重要な時期を迎えている。こうした中、英国の要求受け入れは「敗北」につながりかねず、この点でも身柄の引き渡しはありえない。さらに、ロシアは事件への関与を否定しており、当局ぐるみを疑う欧米との軋轢はさらに激化するだろう。
◇
≪リトビネンコ氏毒殺事件の流れ≫
【2006年】
11月1日 リトビネンコ氏がロンドン市内のホテルでルゴボイ氏らと面会後に体調崩す
4日 リトビネンコ氏入院
23日 リトビネンコ氏死亡
24日 英健康保護庁がリトビネンコ氏の尿から放射性物質ポロニウム210検出と発表
12月1日 リトビネンコ氏の立ち寄り先や旅客機、妻らから放射性物質の痕跡検出
6日 ロンドン警視庁が殺人で捜査と発表
12日 ロシア当局の事情聴取を受けたルゴボイ氏が関与否定
26日 ロンドン警視庁がルゴボイ氏関与断定と英紙
【2007年】
1月31日 ロンドン警視庁が捜査報告書を検察に提出
5月22日 英検察当局がルゴボイ氏を殺人罪で起訴すると発表
もういっちょ
リトビネンコ氏毒殺 英、露外交官を追放 対抗策発表、関係冷却化も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000084-san-int
とりあえずメモ。
あとはアメリカとポーランドのMDの話
ニュース引用はやっぱりはてなの方がやりやすかったなぁ。
とりあえずつまらん日記で申し訳ですが、自分メモなので勘弁してください。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/53238/TrackBack/
【モスクワ=内藤泰朗】ロシア検察当局は22日、同国の元情報機関員、リトビネンコ氏毒殺の容疑者の英国への身柄引き渡しを拒否した背景には、「裏切り者殺害は“善行”であり、それを実行した英雄は守るべきだ」というロシア社会特有の不文律がある。だが、これを機に英露関係はさらに軋み、欧米とロシアの価値観の対立も一層鮮明になってくるものとみられる。
ロシア最高検察庁の報道官は22日、英国側からの要請があれば、行動を起こすのはやぶさかではないとしながら、「ロシアの法によれば、ロシア国民を外国に引き渡すことはできない」と言明。旧ソ連国家保安委員会(KGB)要員で、ビジネスマンのルゴボイ氏を英国に移送することはない、と語った。
さらに、ロシア通信によると、ロシア最高検筋は、ロシア当局が過去にルゴボイ氏を聴取したのは「証人」の立場であり、容疑者としてではないとし、訴追意思がないことも示唆した。
ルゴボイ氏は、1990年代半ばに、当時政商として権勢を振るったベレゾフスキー氏(英国で亡命生活中)所有のテレビ局で警備責任者となり、同じく同氏の下で働いていた連邦保安局(FSB)元中佐のリトビネンコ氏と知り合った。
リトビネンコ氏はその後、ベレゾフスキー氏暗殺をFSBの上司に命じられたなどと爆弾発言して2000年に英国に亡命。リトビネンコ氏の元上司は、同氏は「国家反逆罪による死刑がふさわしい」と発言していた。
英露関係は、今回の毒殺事件のほか、ベレゾフスキー氏ら反プーチン政権人脈のロシアへの身柄引き渡し要求を英国側が拒否していることや英主導だった天然ガス開発事業「サハリン2」のロシアによる事実上の乗っ取りなどを通じて急速に冷却化していた。
ロシアは、年末の下院選挙と来春の大統領選挙に向けて、重要な時期を迎えている。こうした中、英国の要求受け入れは「敗北」につながりかねず、この点でも身柄の引き渡しはありえない。さらに、ロシアは事件への関与を否定しており、当局ぐるみを疑う欧米との軋轢はさらに激化するだろう。
◇
≪リトビネンコ氏毒殺事件の流れ≫
【2006年】
11月1日 リトビネンコ氏がロンドン市内のホテルでルゴボイ氏らと面会後に体調崩す
4日 リトビネンコ氏入院
23日 リトビネンコ氏死亡
24日 英健康保護庁がリトビネンコ氏の尿から放射性物質ポロニウム210検出と発表
12月1日 リトビネンコ氏の立ち寄り先や旅客機、妻らから放射性物質の痕跡検出
6日 ロンドン警視庁が殺人で捜査と発表
12日 ロシア当局の事情聴取を受けたルゴボイ氏が関与否定
26日 ロンドン警視庁がルゴボイ氏関与断定と英紙
【2007年】
1月31日 ロンドン警視庁が捜査報告書を検察に提出
5月22日 英検察当局がルゴボイ氏を殺人罪で起訴すると発表
もういっちょ
リトビネンコ氏毒殺 英、露外交官を追放 対抗策発表、関係冷却化も
7月17日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000084-san-int
【ロンドン=木村正人】ロシアの元情報機関員、リトビネンコ氏毒殺事件で、ロシア側が旧ソ連国家保安委員会(KGB)元職員、ルゴボイ容疑者の身柄引き渡しを拒否したことを受け、英国のミリバンド外相は16日、英国駐在のロシア外交官4人を追放すると発表した。露側の報復による外交官追放合戦も予想され、両国関係の悪化は避けられない情勢だ。
外交官の追放は、1996年に国家機密に関するスパイ容疑で英露双方がそれぞれ外交官4人を追放して以来となる。 英政府が強硬姿勢を示したのは、英国籍を取得したリトビネンコ氏がロンドン市内で毒殺されるという重大犯罪を見逃せば、発足したばかりのブラウン政権に対する国民の信頼が揺らぎかねないためだ。 ミリバンド外相は16日午後の国会答弁で、「今回の措置は英政府が望んだ形ではないが、これ以上の選択肢はない」と指摘。外交官追放のほか、ロシアとの間のビザ発給手続きの簡素化に関する交渉を凍結、ルゴボイ氏が第三国に出国した場合、身柄を英国に送還するよう求めると述べた。また同外相はさまざまな分野でロシアとの協力関係も見直すと指摘し、今後、追加措置についても検討される可能性がある。 これに対し、露政府は「憲法が外国へのロシア人引き渡しを禁じている」ことを理由に態度を硬化させている。英政府が、リトビネンコ氏と近く、権力奪取を図った罪で起訴したロシア政商、ベレゾフスキー氏=英国に亡命中=のロシアへの引き渡しを拒否していることもあり、年末の下院選と来春の大統領選を控えるプーチン政権がこの問題で妥協する可能性は極めて低いとみられる。外交関係が悪化すれば、天然ガス田開発など経済関係にも影響が出るのは避けられない見通しだ。 ◇ 【用語解説】リトビネンコ氏毒殺事件 ロシア連邦保安局(FSB)の元中佐でプーチン政権を批判するリトビネンコ氏が昨年11月、亡命先のロンドンで体調を崩し死亡。体内から致死性の放射性物質ポロニウム210が検出された。英検察当局は今年5月、ロシア在住で、同氏とロンドンで接触した旧ソ連国家保安委員会(KGB)のルゴボイ元職員を容疑者と断定。英政府は身柄の引き渡しを求めたが、ロシア最高検察庁は7月、正式に拒否を回答した。 |
とりあえずメモ。
あとはアメリカとポーランドのMDの話
ミサイル防衛システム配備を確認…米・ポーランド首脳会談
7月17日12時7分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000404-yom-int
【ワシントン=五十嵐文】ブッシュ米大統領は16日、ポーランドのカチンスキ大統領とホワイトハウスで会談し、ポーランドへのミサイル防衛(MD)システムの早期配備をめざす方針に変更がないことを確認した。
ポーランドとチェコへのMD配備をめぐっては、ロシアが対抗措置として、欧州各国が配備する通常兵器の上限を定めた欧州通常戦力(CFE)条約の履行停止に踏み切ったが、ロシアの反発にもかかわらず、計画を推進する方針を明確に打ち出した。 会談後の記者会見で、ブッシュ大統領は、「大量破壊兵器を開発中の体制から欧州の安全を守る」と述べ、MDの東欧配備はイランを念頭に置いたものであることを強調。カチンスキ大統領も、「(MDは)防衛的な手段であり、計画が完成することを望む」と述べた。 |
ニュース引用はやっぱりはてなの方がやりやすかったなぁ。
とりあえずつまらん日記で申し訳ですが、自分メモなので勘弁してください。
PR
トラックバック
トラックバックURL: